jdk/src/linux/doc/man/ja/jmap.1
author katleman
Thu, 05 Jan 2012 08:42:37 -0800
changeset 11376 075fe3928b7f
parent 9566 d7241af95355
child 23600 d21826f6c789
permissions -rw-r--r--
Added tag jdk8-b20 for changeset 90e14ec89395

." Copyright (c) 2004, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
." DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
."
." This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
." under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as
." published by the Free Software Foundation.
."
." This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
." ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or
." FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the GNU General Public License
." version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that
." accompanied this code).
."
." You should have received a copy of the GNU General Public License version
." 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation,
." Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
."
." Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
." or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
." questions.
."
.TH jmap 1 "07 May 2011"

.LP
.SH "名前"
jmap \- メモリーマップ
.LP
.RS 3
.TP 2
o
形式 
.TP 2
o
パラメータ 
.TP 2
o
説明 
.TP 2
o
オプション 
.TP 2
o
関連項目 
.RE

.LP
.SH "形式"
.LP
.nf
\f3
.fl
\fP\f3jmap\fP [ option ] pid
.fl
\f3jmap\fP [ option ] executable core
.fl
\f3jmap\fP [ option ] [server\-id@]remote\-hostname\-or\-IP
.fl
.fi

.LP
.SH "パラメータ"
.LP
.RS 3
.TP 3
option 
各オプションは互いに排他的です。オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述します。 
.TP 3
pid 
印刷するメモリーマップのプロセス ID。プロセスは Java プロセスである必要があります。マシン上で実行している Java プロセスの一覧を取得するには、jps(1) を使用します。 
.br
.TP 3
executable 
コアダンプの作成元の Java 実行可能ファイルです。 
.br
.TP 3
core 
印刷するメモリーマップのコアファイル。 
.br
.TP 3
remote\-hostname\-or\-IP 
リモートデバッグサーバー (jsadebugd(1) を参照) のホスト名または IP アドレスです。 
.br
.TP 3
server\-id 
複数のデバッグサーバーが同一のリモートホストで実行している場合の、オプション固有の ID です。
.br
.RE

.LP
.SH "説明"
.LP
.LP
\f3jmap\fP は、指定されたプロセスやコアファイルまたはリモートデバッグサーバーの、共用オブジェクトメモリーマップまたはヒープメモリーの詳細を印刷します。指定されたプロセスが 64 ビット VM 上で実行されている場合、\f2\-J\-d64\fP オプションを指定しなければならない場合があります。次に例を示します。
.LP
.nf
\f3
.fl
jmap \-J\-d64 \-heap pid
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
\f3注: このユーティリティーはサポート対象外であり、将来の JDK のバージョンでは利用できなくなる可能性があります。dbgeng.dll が存在していない Windows システムでは、「Debugging Tools For Windows」をインストールしないとこれらのツールが正常に動作しません。また、 \fP\f4PATH\fP\f3 環境変数には、ターゲットプロセスによって使用される \fP\f4jvm.dll\fP\f3 の場所、またはクラッシュダンプファイルが生成された場所が含まれるようにしてください。\fP
.LP
.LP
\f3次に例を示します。 \fP\f4set PATH=<jdk>\\jre\\bin\\client;%PATH%\fP
.LP
.br

.LP
.SH "オプション"
.LP
.RS 3
.TP 3
<オプションなし> 
オプションを使用しない場合、jmap は共用オブジェクトマッピングを印刷します。ターゲット VM にロードされた共用オブジェクトごとに、開始アドレス、マッピングのサイズ、および共用オブジェクトファイルのフルパスが印刷されます。これは、Solaris \f3pmap\fP ユーティリティーと類似しています。 
.br
.TP 3
\-dump:[live,]format=b,file=<filename> 
Java ヒープを hprof バイナリ形式で filename にダンプします。\f2live\fP サブオプションは省略可能です。これが指定された場合、ヒープ内で生存中のオブジェクトのみがダンプされます。ヒープダンプを参照するには、生成されたファイルを jhat(1) (Java Heap Analysis Tool) を使って読み取ります。 
.br
.TP 3
\-finalizerinfo 
ファイナライズを待っているオブジェクトに関する情報を出力します。 
.br
.TP 3
\-heap 
ヒープサマリーを印刷します。使用される GC アルゴリズム、ヒープ構成、および世代ごとのヒープ使用率が印刷されます。 
.br
.TP 3
\-histo[:live] 
ヒープのヒストグラムを印刷します。Java クラスごとに、オブジェクトの数、バイト単位でのメモリーサイズ、および完全修飾クラス名が印刷されます。VM 内部クラス名は、「*」の接頭辞を付けて印刷されます。\f2live\fP サブオプションが指定された場合、生存中のオブジェクトのみがカウントされます。 
.br
.TP 3
\-permstat 
Permanent 世代の Java ヒープの、クラスローダー関連の統計データを印刷します。クラスローダーごとに、その名前、状態、アドレス、親クラスローダー、およびクラスローダーがロードしたクラスの数とサイズが印刷されます。さらに、intern された文字列の数とサイズも出力されます。 
.br
.TP 3
\-F 
強制 (Force)。pid が応答しない場合に、jmap \-dump または jmap \-histo オプションとともに使用します。このモードでは、\f2live\fP サブオプションはサポートされません。 
.br
.TP 3
\-h 
ヘルプメッセージを印刷します。
.br
.br
.TP 3
\-help 
ヘルプメッセージを印刷します。
.br
.br
.TP 3
\-J<flag> 
jmap が実行されている Java 仮想マシンに <flag> を渡します。 
.br
.RE

.LP
.SH "関連項目"
.LP
.RS 3
.TP 2
o
pmap (1) 
.TP 2
o
jhat(1) 
.TP 2
o
jps(1) 
.TP 2
o
jsadebugd(1) 
.RE

.LP