jdk/src/linux/doc/man/ja/jhat.1
changeset 2 90ce3da70b43
child 2692 345bc8d65b19
--- /dev/null	Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000
+++ b/jdk/src/linux/doc/man/ja/jhat.1	Sat Dec 01 00:00:00 2007 +0000
@@ -0,0 +1,149 @@
+.'" t
+."
+." Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc.  All Rights Reserved.
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+." 
+." `
+.TH jhat 1 "2006 年 9 月 4 日" "Java SE 6" "ユーザーコマンド"
+." Generated by html2roff
+
+.LP
+.SH 名前
+jhat \- Java ヒープ解析ツール
+.LP
+.SH "形式"
+.LP
+
+.LP
+.nf
+\f3
+.fl
+\fP\f3jhat\fP [ \f2options\fP ] <heap\-dump\-file>
+.fl
+
+.fl
+.fi
+
+.LP
+.SH "パラメータ"
+.LP
+
+.LP
+.TP 3
+options 
+オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 
+.TP 3
+heap\-dump\-file 
+ブラウズ対象となる Java バイナリヒープダンプファイル。複数のヒープダンプを含むダンプファイルの場合、「foo.hprof#3」のようにファイル名の後に「#<number>」を付加することで、ファイル内の特定のダンプを指定できます。 
+.LP
+.SH "説明"
+.LP
+
+.LP
+.LP
+\f3jhat\fP コマンドは、java ヒープダンプファイルを解析し、Web サーバを起動します。jhat を使えば、お好みの Web ブラウザを使ってヒープダンプをブラウズできます。jhat は、「ある既知のクラス「Foo」のすべてのインスタンスを表示する」といった、事前に設計されたクエリのほか、\f3OQL\fP (\f3O\fPbject \f3Q\fPuery \f3L\fPanguage) もサポートします。\f3OQL\fP は、ヒープダンプに対するクエリを行うための、SQL に似たクエリ言語です。OQL のヘルプには、jhat によって表示される OQL ヘルプページからアクセスできます。デフォルトポートを使用する場合、OQL のヘルプは http://localhost:7000/oqlhelp/ で利用可能です。
+.LP
+.LP
+Java のヒープダンプを生成するには、いくつかの方法があります。
+.LP
+.RS 3
+.TP 2
+*
+jmap の \-dump オプションを使って実行時にヒープダンプを取得する。 
+.TP 2
+*
+jconsole のオプションを使って 
+.na
+\f2HotSpotDiagnosticMXBean\fP
+.fi
+(http://java.sun.com/javase/6/docs/jre/api/management/extension/com/sun/management/HotSpotDiagnosticsMXBean.html) 経由で実行時にヒープダンプを取得する。 
+.TP 2
+*
+\-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError VM オプションを指定すると、OutOfMemoryError のスロー時にヒープダンプが生成される。 
+.TP 2
+*
+
+.na
+\f2hprof\fP
+.fi
+(http://java.sun.com/developer/technicalArticles/Programming/HPROF.html) を使用する。 
+.RE
+
+.LP
+.LP
+\f3注:\fP このツールは試験的なものであり、JDK の将来のバージョンでは使用できない可能性があります。
+.LP
+.SH "オプション"
+.LP
+
+.LP
+.TP 3
+\-stack false/true 
+オブジェクト割り当て呼び出しスタックの追跡を無効にします。ヒープダンプ内で割り当てサイト情報が使用できない場合、このフラグを false に設定する必要があります。デフォルトは true です。 
+.TP 3
+\-refs false/true 
+オブジェクトへの参照の追跡を無効にします。デフォルトは true です。デフォルトでは、ヒープ内のすべてのオブジェクトについて、バックポインタ (指定されたオブジェクトをポイントしているオブジェクト。つまり、参照者または受信参照) が計算されます。 
+.TP 3
+\-port port\-number 
+jhat の HTTP サーバのポートを設定します。デフォルトは 7000 です。 
+.TP 3
+\-exclude exclude\-file 
+「到達可能なオブジェクト」のクエリから除外すべきデータメンバの一覧を含むファイルを指定します。たとえば、このファイルに \f2java.lang.String.value\fP が含まれていた場合、特定のオブジェクト「o」から到達可能なオブジェクトのリストを計算する際に、\f2java.lang.String.value\fP フィールドに関連する参照パスが考慮されなくなります。 
+.TP 3
+\-baseline baseline\-dump\-file 
+ベースラインとなるヒープダンプを指定します。両方のヒープダンプ内で同じオブジェクト ID を持つオブジェクトは「新規ではない」としてマークされます。その他のオブジェクトは「新規」としてマークされます。これは、異なる 2 つのヒープダンプを比較する際に役立ちます。 
+.TP 3
+\-debug int 
+このツールのデバッグレベルを設定します。0 は「デバッグ出力なし」を意味します。より大きな値を設定すると、より冗長なモードになります。 
+.TP 3
+\-version\  
+バージョン番号を報告したあと、終了します。 
+.TP 3
+\-h\  
+ヘルプメッセージを出力したあと、終了します。 
+.TP 3
+\-help\  
+ヘルプメッセージを出力したあと、終了します。 
+.TP 3
+\-J<flag>\  
+jhat が実行されている Java 仮想マシンに <flag> を渡します。たとえば、512M バイトの最大ヒープサイズを使用するには、\-J\-Xmx512m とします。 
+.LP
+.SH "関連項目"
+.LP
+.RS 3
+.TP 2
+*
+jmap \- Java メモリマップ 
+.TP 2
+*
+jconsole \- Java 監視および管理コンソール 
+.TP 2
+*
+.na
+\f2hprof \- ヒープおよび CPU プロファイリングツール\fP
+.fi
+(http://java.sun.com/developer/technicalArticles/Programming/HPROF.html)
+.RE
+
+.LP
+
+.LP
+